いつまでも

1,200キロの遠距離婚外恋愛です。時々想った事を綴ります。

執着心よりも安心感

彼の奥様がもっと一緒の時間を共有したいと言ってきた。


彼がスマホを触るのを嫌がる奥様。


その時間が奥様にとっては自分と向き合ってくれていない様に感じてしまうのかな。


一緒に旅行や外出をして一緒に楽しむのが夫婦だろうと。


彼が休みの日は常に一緒にいるのに。




昔の私だったらこの話を聞いたら、きっと自爆していたかも。


だけど、多少は奥様の気持ちも受け入れられる。


執着心はもう4年前に捨てたから。



あの頃の私は、人が変わってしまったかのように彼に攻撃的になって、仕事中や会議中でも涙が出て来てしまう程に心が壊れかけていた。


もうあんな精神的に苦しいのはゴメンだし、もう一度立ち向かう程の体力も気持ちも無い。




あの時、占いの人に言われた。


執着心さえ持たなければ、この恋愛は続けられるから。


きっとそれは占いというよりも、こんな恋愛には必要な事だよと言いたかったんだろう。





前回の記事のお礼も、いつもありがとうと感謝の気持ちを伝えた。



彼から遅い時間に返事が来てて。


「もう(チャットルームに)来ないと言う事は考えられないかな。

ここが家で貴方に毎日挨拶して繋がっている事が日常だから。

色々あっても付き合ってからずっと繋がってきた場所だもん。だから信じられるし安心出来るんだと思うよ。」



1年逢えなくても不安になる事は無く、安心感の方が大きくなった。


執着心よりも安心感の方が大きい今日の私は、とても穏やかな気持ちです。

もう少し先に

先週、彼もやっと2回目のコロナワクチン接種を終え、緊急事態宣言も解除になり、そろそろ逢えるんじゃないかなとお互い思っていたけれど、10月は2人の都合が合う日がなくて。

彼が休めそうな日は主人の休みの日。

私が休める日は逢える時間が短くなりそうで。


どっちも悪くない。仕方ないよ。

今月はやめておこうね。


決して無理はせず、安全優先、仕事優先で。




そんな時、1つだけ朗報が。


来月から主人が月に数回宿直をするようになるとの事。


それって帰りの時間を気にしなくていい日が出来るんだよ。


私にとって、それは長く一緒にいられる嬉しさより、主人より先に家に着きたいという焦りと、主人の方が先に家に帰って来ていた時の緊張感から解放されるという喜びの方が大きくて。



どうか来月は逢えますように。


来月は前回逢った日からもう1年経つんだね。


そして11月で丸5年、6年目になるんだよ。



「俺達みたいに、こんなに想い合って5年も続いている遠距離の婚外恋愛のカップルなんて凄いと思うよ」って彼はよく言うけれど、ここの事を知ったら同じような人達が多くてビックリするかも(笑)





それでもこうやって続いているのは、彼の努力のお陰だと思ってます。


3年くらいは私が毎日長いメールを送ればちゃんと長い長い返事を書いてくれてたね。


やっと最近は私も成長して、彼にもゆっくり過ごして欲しいと思えるようになったから長いメールやチャットはしなくなったけれど、それでも毎日欠かさず、おはようとおやすみを送ってくれる。


いつも送ってくれてありがとうと言うと、チャットルームは俺達が逢える場所だから。ここに来れば貴方に逢えるからねっていつも言ってくれる。


文字だけで繋がっている私達。


電話も写メも苦手な私だから。





逢えなくても幸せなんだと思える事を

改めて有り難いと思った今日。


今夜は彼に感謝の気持ちを伝えよう。

来世で

「ゆっくり出来てる?」

いつものように休みの私を気遣ってくれる彼には、一昨日の主人との事は話さずに、何回かやり取りして私からチャットを終わらせようとした。


「家事してるのかな?話せない?」

もう少し話そうと言ってくれるのは、きっとゆっくり話せない日が続いてる事に申し訳なく思ってるんだろう。


最近の彼は仕事に追われて余裕が無い事も知っている。


「お仕事頑張ってね」

そう言って終わらせると、彼からの返事は

「ありがとう」。



そして

「〇〇」と私の名前を呼んで


「来世では俺の事をサポートしてね。」


「現世では叶わなかったから」


「平和で喧嘩のない夫婦になろうね」


「大好きだよ」


「仕事頑張るね」



まるで一昨日の主人との事を知っているかのような救われる言葉。


「うん、幸せな夫婦にね


「私も来世があるから頑張れるよ」


「ありがとうね」






未来を描く事はないけれど、


来世は必ず逢えると信じている。





今日は少しだけ心が軽くなった。