拒否する訳
主人からキスをされそうになり、嫌がった態度を取った途端、主人が大声で拒否する理由を聞いてきた。
この前も聞かれて何も答えきれずに終わったけどこの日は違い、理由を言わない私に腹立ち、荒れてしまった。
そんな主人にメールで伝えた。
ごめんなさい。
おっぱぶで触ってるその手と口で触られるのは無理なんです。と…
翌日、主人の部屋にある扇風機が壊れていた。
その日からまだ会話はなく、朝も会わないまま。
主人はどう思ったのか。
私が浮気でもしてると思って腹が立ってたのだろうか。
私の拒否する理由を知り、少しは悪いと思って私の気持ちを理解してくれただろうか。
昨日の夜、TVを観て笑ってた。
おやすみと言ったら少し頷いてた。
私達夫婦は最悪の状況からは抜け出せたのかな。
離婚という選択肢はない。
世間体が1番だけど経済的な面でも離婚出来ない。
だけどこんな空気感になるのは辛い。
家に一緒にいる事が苦痛。
彼はこの件でずっと真剣に考えてくれた。
色んなアドバイスももらった。
仕事中でも休み時間でも面倒臭がらずにメールをくれて。
コロナで逢えない今は、浮気を疑われることもなく、とても気持ちが楽。
逢えない事が有り難いなんてそんなに好きじゃないのかな。
いや、きっと好きよりも不安の方が勝ってるから。
扇風機が壊れてたのを見てそう思った。
気を引き締めて。
改めてそう思う。