いつまでも

1,200キロの遠距離婚外恋愛です。時々想った事を綴ります。

怯え

また主人から無理矢理迫られた。

最近、少しずつ近寄ってきてるのは気になっていたけど。


「イヤッ」

思い切り拒否した態度も言葉も主人には残酷なのかもしれない。


でももう無理。

身体も心も受け入れられない。


ただ子供の為、世間体の為、私はここにいる。


「もういい!」


主人は私の体を突き放した。



あの寒い日に、今すぐ出て行けと言われた時、ちゃんと無理な理由もメールで伝えたのに。

また同じ事の繰り返しなのか…



重苦しい同じ空間を怯えながら過ごす事が辛い。病んでしまいそう。






この日の事を彼には話せなかった。


話せばちゃんと向き合って真剣に解決手段を考えてくれるってわかってるから。


でもその解決法は、もう一度旦那さんに自分の気持ちを伝える事だっていうのもわかってるから。




義母は義父の暴言のせいで心療内科に通っている。義母の妹で明るく元気だった叔母さんは孫守りが終わった頃から、誰にも必要とされてないという喪失感から、一昨年自らの命を絶った。


そんな家系の主人は、やはり以前に仕事の悩みから鬱になりかけて長い間心療内科に通った。


私が拒否する原因は主人にあるのだけれど、拒否する事で主人を傷付けている事も本当だから。


面と向かって主人にあなたとは無理ですと言ってしまったら、主人はまた病んでしまうかも。


そして、もっと最悪な手段を選ぶかも知れない。


それがわかってるから。


子供の為、世間体の為。


こんな生活はいつまで続くのだろう…


そんな事を考えると本当に病んでしまうかもだから今を頑張ろう。


身体以外の事は我慢出来るんだから、明日からはまた主人が望む通りの事を頑張ってやっていこう。

逢いたい

今日は何故か彼に逢いたくて逢いたくてたまらなかった。



昨日、予約してるお店まで遠出してくるねと教えてくれた彼に、要らない情報だと拗ねる事なく「気を付けてね。いってらっしゃい」と言えたのにね。



逢いたいと言えばきっと逢いに来てくれる彼。


1,200kmの遠距離を物ともせずに。


でもその距離のお陰で私達はバレるリスクが少ないのかもしれない。


年に数回の嘘、色んな偶然が味方してくれて逢えてるんだと思ってる。





最近の彼は、人員削減のしわ寄せで大変そう。

多忙な彼が仕事の帰りに求めているものは、私との楽しい文字のやり取り……ではなく、黙って目を閉じて頭と目の疲れを取ること。

それが今の彼に必要な時間。


今まで何回拗ねたかな。私と話したいと思ってくれないなんて、そんな彼と私の温度差に凄く悲しくて悔しくて。


でももう5年お付き合いしてて、私も少しずつ変わってきた。


彼の癒やしになりたい。


私がゆっくり帰ってねって言ってあげないとだなって。


そんな時、やっぱり疲れてるんだね。

彼は「ありがとう」って受け入れる。



あんなに毎日帰りはチャットしていたけれど、今は朝と夜の挨拶と今から帰るコールくらい。


それが寂しいと思う時もあるけれど、ゆっくり帰ってねと言える自分が少しだけ成長出来たのかなって思います。


だから、たまに長く話せたりすると「今日はたくさん話せて嬉しかったよ。ありがとう」って感謝の気持ちと幸せな気持ちで溢れてしまう。



逢えなくても、文字のやり取りが少しずつ減っていっても逢いたい気持ちはお互い変わらない。


 

逢えない彼を想うときはいつもいろんな曲を聴きながら。


胸がキュンとして恋しくて切なくて。





付き合い出した頃、彼が話してくれた事がある。


奥様と彼のお友達と一緒にカラオケに行った時、あなたを想って歌ったよと。


彼が私に逢いたいと思ってくれてる事が嬉しかった。


奥様に少し勝てた気がしたな。



いつまでもこんな気持ちでいて欲しい。


  



[HD] 秦 基博 / 鱗  


文字のチカラ

奥様の誕生日事件からずっと気持ちが上がれずにいた。

私の文字や絵文字はかなり冷たかったと思う。

最近は朝と夜の挨拶くらいしか送ってなかったし。


でもここの皆さんのブログを読ませてもらっていると、同じ状況で落ち込んでいる方が上手く自分の心をコントロールしようと努力されていて。


私も拗ねてばかりじゃダメなんだよね。

そう思って夜の挨拶の時に、もう一言を頑張って送ってみた。


その一言のお陰で彼は私が拗ねてた事にやっと気付いてくれて。

彼の「もぅ」っていう返事に困ってる彼の顔が浮かんで、つい吹き出してしまった。


そして彼の今の気持ちや仕事の状況を、スマホの画面が上から下まで埋まるほどの長文で伝えてくれました。


彼はいつもそうやってちゃんと向き合ってくれる。それはずっと変わらない。

その文字には逢えなくても、彼のぬくもりが凄く伝わってきて、私の気持ちはあっという間に大好きって文字を送れるくらいに復活した。


文字だけだとどうしても誤解を招く事があるから、逢って話せたらいいのにと思う事もあるけれど、こうやって文字で伝えてくれると、何度も何度も読み返したくなるくらい幸せな気持ちになれる。




俺も遠距離恋愛の上に婚外恋愛の俺達には、こうやって話す事が1番大切だと思ってる。

相思相愛の通り、相手の事を考えて思う事が俺の恋愛の理想だからね。

本当はもっと逢いたいけど、なかなかそうはいかないし、だから逢うのはご褒美だと思ってるよ。




逢えない彼女に毎日欠かさず朝と夜の挨拶をしてくれて、何かあるとこうやって長文で向き合ってくれる。

逢えなくても我慢出来るのは彼がそうやって頑張ってくれてるから。


改めて私達を繋いでいるのは文字なんだなって。





出来れば一生添い遂げたい。

そして来世では俺に尽して下さい。



彼からの長文はそう締めくくってあった。